SWEET SWEET DAYS

二階堂高嗣くんとKis-My-Ft2中心に好き勝手

舞台「ジャニーズ・ワールド」感想 プロデューサーよ、永遠なれ

人が行き交う幕間のロビーで、赤絨毯をぼんやりと眺めながら脳裏をよぎったのは「まるでジャニーさんの走馬灯を観ているようだ」ということ。

キラキラときらびやかな衣装で宙を舞う美少年、劇場に鳴り響く各種音楽、カラフルな電飾で彩られたステージセット、憧憬を打ち砕く悲惨な事故、恐怖と憎悪が渦巻く殺戮。

ジャニーズ舞台の集大成と称される「ジャニーズ・ワールド」は、“エンターテインメント”とひと言で括るのはあまりに早計な気がしたし、かといって自伝とするには断片的すぎて。

とにもかくにもジャニーズ舞台自体が初体験だった私にとって、同舞台の観劇はなかなかの強烈体験でした。

 

なによりもアイドルが自分と同名のアイドルとしてステージに立ち、苦悩するというメタ構造がスリリング。

これはジャニーズ舞台ではおなじみの構成だそうですが、フィクションとノンフィクションの境目があやふやになる様がなんとも危うく、この先にとんでもない世界が広がっているのではないだろうかと妄想が広がりました。

この演目を2カ月にわたって上演するなんて狂気の沙汰だ。アイドルは美しいだけでなく、強く逞しくあらねばならないのですね。

 

あとは舞台機構も大迫力で、できることならじっくり映像で見返したい気持ちです。

普段サブカル系劇団の舞台ばかり観ているので(大人計画ナイロン100℃大好きマン)、どこもかしこも新鮮なんですが、オケピをリフター代わりに活用したドラマティックな演出はとてもジャニーズ的であるように感じたし、しょりたんを乗せたステージが回転しながら沈み込んでいくシーンは回りトラック(被写体を中心に、カメラが円を描きながら回るカメラワーク)の映像を観ているようで沸き立ちました。

3Dフライングは言わずもがな。

この盛り込み具合、すばらしや。舞台監督さんは一体どんな方なんだろう。

ただ、今年から水の演出がなくなったのは本当に残念です。

来年も必ず観に行きますので、どうか復活させてください……!

 

ストーリーに関しては、観劇前にあらゆるブロガーさんのレポで予習したもののいまいち理解できなかったのですが、観終った現在も分かったような、いや分からなかったような……。

でもそれでいいんだ、鬼才だけが目にすることのできる回り灯籠なんだから、という結論。

そう考えると、一見エキセントリックなあのシーンやこのシーンもとてもありがたいもののように思えます(真顔)。

 

以下、感想メモ。

 

【個人的シュールポイント】

  • Jr.の顔がはめこまれた緑色のボールが無数に浮かぶ暦の旅のOP映像。しかもほんの一瞬だけ映されるのでよからぬサブリミナルか!?と疑いたくなった
  •  4月、空中でシルク布に拘束されたピンクスーツ姿のケンティが、上手からにっこり笑顔で登場。これはなんのイニシエーションなのかと(以下略)
  •  手を変え品を変え調理されるHiHiJET。メンバーも曲もかわいらしかったけどバラードver.の無理やりさハンパなくて思わず苦笑。「ジャニーさんから3回出すって言われたとき、どう思いましたか?」って舞監さんに聞いてみたい
  •  予想よりめっさ小型だったタイタニック号と、はるかにビッグだったヒンデンブルグ号

 

【これを機に注目しだしたJr.くんたち】

  • 華があるなと目を奪われたのは、松田元太くん、菅田琳寧くん
  • わちゃわちゃ大賞は松田元太くん×森継亮太くん
  • Jr.コーナーのどこだかで、下手サイドのマンションでひとりしゃかりきに踊りまくってるSnow Man佐久間くんがかわいすぎて、後半はさっくんロックオンだった

 

以上、初ジャニワの感想でした。

それにしても、帝国劇場でジャニーズ舞台を観るって、底知れぬ贅沢感がありますね……新しい楽しみを知ってしまいました(財布を開きながら)。

「Hey! Say! JUMP LIVE TOUR 2015 JUMPing CARnival」横アリ10/12感想

終演からかなり時間が経ってしまったのですが、ざっと感想を。

 

2015年10月12日、ついに念願だったJUMPくんのライブに行ってきました。

当選したのが1部だったため、グッズ列には9時半頃から並んだのですが、並んでまもなく係りの方から伊野尾くんのフォトセット・ファイル・うちわ等個人グッズがすべて売り切れた旨のアナウンスが……。ショ、ショック。

2年半前、まったくもってジャニーズに興味のなかったR30女を沼へといざなってくれた伊野尾くん。呆然としながらも、これはまじでバズってる……!とひとりニヤニヤが止まりませんでした。

その後2時間弱でグッズ売り場に辿り着き、パンフレットとペンライトを購入。

20分でビールとうな丼をかきこんでギリギリに席に着きました(時間がなくても酒はのむ……)。

 

肝心のライブですが、これがとてもとてもすばらしかった!

『Fantasist』から幕を開けたステージには、JUMPならではのとびきりキュートで壮大な夢の世界が広がっていました。

 

ウィークエンダー』『Come On A My House』『Ride With Me』のシングル曲でごあいさつを済ませると、いよいよ“Carnival”がスタート。

メンバーがそれぞれパーツを手に一台の車を完成させる『JUMPing CAR』の演出では集合体としての魅力を見せつけ、続く自己紹介曲『Viva! 9's SOUL』ではしっかり“個”をアピールするという流れがとても印象的でした。

その後、バリエーション豊かなユニット曲やわちゃわちゃ感が楽しいBESTコーナーを織り交ぜつつ、『殺せんせーションズ』からは今“最旬”のファンタジックな世界観に突入。

もうね、“かわいい”の最高レベル振り切ってるよと。

大ちゃんあたり、「みんな、オラにかわいいを貸してくれ!」とか叫んじゃった!?みたいな。

『キミアトラクション』『Chau♯』と続けて観たあとは、足元が5cmくらい浮いてるんじゃないかってくらい、なんだか頭の中がふわっふわになりました(笑)。

 

そしてクライマックスは『Beat Line』からはじまる群舞ゾーン。

これまたもうね……これを観に来たんだよ!!!と手に汗握る圧巻のパフォーマンスで。

というのも、以前「R30がジャニ沼に浸かるまで」という記事に書いた通り、私が本格的にJUMPくんに興味を持ったのは『BOUNCE』がきっかけでして。

ちょうどこの頃、メンバー全員が20歳を超えたことをきっかけに本格始動した“大人JUMP”計画がどのように進行していくのか、この2年間とても興味深く注目していました。

今回、『愛よ、僕を導いてゆけ』で真っ赤なスカーフをはためかせて舞い踊る9人に、そのひとつの到達点を見た気がします。

ダンス、フォーメーション、演出、どれをとっても完璧にドラマティック!

 

また、これまでは“集合体ありきでの個”という印象が強かったのですが、ここにきてじわじわとそのあり方が逆転しているように思いました。

Hey! Say! JUMP”という一大ワンダーランドを形成している色とりどりの“個”の存在が、これまでになく明確に感じられたというか。

その起爆剤は伊野尾くんのブレイクに間違いありませんが、ドラマや映画、バラエティなど多分野にわたるメンバー全員の地道な活動がなければ、現在の姿はまったく違うものになっていたはず。

個人的にはパフォーマーとしてのJUMPが大好きなので、前作『smart』で実力を見せつけた中島くん、有岡くん、八乙女くん、薮くんの音楽的手腕が、今後どのように発揮されるのかとても楽しみです。

 

没個性を覚悟でダンスの統一性を高めたものの、なかなか日の目を見なかった彼ら。

それでもあきらめることなく、ただただパフォーマンスの腕を磨き、チーム力を高め、虎視眈々と次なるブレイクを狙っていた彼ら。

最近では後ろに大人の影がちらついていますが、かわいいもかっこいいも一手に引き受けるこの度量は、決してー朝ータに養われるものではありません。

間違いなく、これまでのすべての鍛錬が、今回のステージで垣間見えた“JUMPならではのエンターテインメントの土台”を形作っています。

 

Hey! Say! JUMPというグループは、私の中でキラキラ輝くアイドルであり、最強のパフォーマーであり、ストイックな職人です。こんな最強なチームあるのかと。

今、彼らの背中には大きな翼が見えます。

追い風を受け大きくはためいているその翼で、さらに高く高く羽ばたいてくれますように。

【2015 CONCERT TOUR KIS-MY-WORLD】名古屋公演を終えて

本日から11月ですね。今年も残すところあと2カ月とは信じられません。

特に10月は、キスマイの名古屋追加公演のために予定を繰り上げて業務をこなしていたため、時間が過ぎるのが本当に早かったです。

 

というわけで、無事キスワツアーの追加公演である名古屋2daysに行ってまいりました。

大本命の『Double Up』ですが、これまたすばらしいステージでした。

特に地元公演で気合の入りまくった千賀さんが無双すぎて……!

思い返すに、あの片手前転はどんなときでもさらに高みを目指したいという心意気と貪欲さの現れである気がして、まだまだ感動がとまりません。

加えて、いつにも増して張り切る相方を横にして自分は出すぎることなく、しっかり主役に押し上げた二階堂さんの姿もとっても彼らしくって、ああそんなところも大好きですううう。

 

重量感のある千賀さんのダンスと軽やかで華麗な二階堂さんのダンスのコントラストが相変わらず美しくて、やっぱりニカ千のパフォーマンスは自分の好みにぴったりハマるなぁと改めて実感。歌い踊りながらセットを下りてくる千賀さんをじっと待ち構える二階堂さんという構図も、何度見ても沸き立ちました。

先日発刊の雑誌によると『FOLLOW』は千賀さんの振り付けだそうですが、『Double Up』の振りはどなたが手がけられたのでしょうか。とても気になります。

個人的には昨年の『Striker』しかり、千賀さんの振り付けで踊る二階堂さんが大好きなので(これについてはまたじっくり考察したい)、この曲もそうであってほしいなぁ。

 

ユニット曲についてはどのコンビも見ごたえ満点でしたが、今回改めて構成的によくできてる!と感動したのは藤北の『FIRE!!!』でした。

28日は横花道の延長線上にあたる3塁側スタンド中列から、29日はちょい3塁寄りのバクステ側スタンド前列(ここ神席でした……)から観ていたのですが、同曲のパフォーマンスってどの角度から見ても絵になるなぁと。

まずイントロからしばらくは対角線上に立ったふたりがぐるっとステージを回転する形で踊るので、どの位置にいても1度は正面から踊る姿を見られるんですよね。その後はバクステ側に向かって横並びになるのですが、サイドからの視点では「北山さん越しの藤ヶ谷さん」という最高の光景が現れるという(ああ、すばらしきかな身長差)。

また、昨年のじりじりと距離をつめていくパフォーマンスしかり、今年の暗闇の中で踊るイントロしかり(曲のアレンジもめっちゃくちゃクールでした)、焦らすのが本当にお得意なのにもまいりました(平伏しながら)。すでに、DVDが出た暁にはDouble Upと同じくらいリピしてしまう予感がむんむんしております。

 

 

あと密かにうれしかったのは、二階堂さんのダンスのキレが戻っていたように感じたことです。

これに関しては観た人によって意見が異なるかと思うのですが、自分的には東京公演でちょっぴりお疲れモードな印象を受けていたので、相対的にそう感じてしまいました。

名古屋に行くまでの間に、今年の夏は蒸し蒸しととても暑かったし25歳は加齢による体の変化を感じ始める時期だしと原因を考え始めるととめどなく、疲労軽減タイツを履いていたのも腰でも悪くしたからじゃないかと深読みし始める始末だったので、ようやく気がかりが晴れました(勝手に心配して勝手にすっきりする身侭なファンです。ごめんなさい)。

 

そんなわけで、突然の追加発表に正直戸惑いもありましたが、終わってみれば遠征の楽しさと相まってとっても満たされた気持ちです。

キスマイのみなさま、スタッフのみなさま、長きにわたるツアーおつかれさまでした! いただいたたくさんの感動を胸に、次お会いできる日まで日常をがんばります。ありがとうございました。

 

最後にひとつだけ二階堂さんへ……。

29日の大喜利では「俺がカッコつけても、もう笑われちゃうんだね」と自虐的に苦笑いしていましたが、多くの人はバカにしたんじゃなくて、照れが邪魔してキメきれてない姿がかわいらしすぎて思わず笑っちゃったんですからね???

全世界のニカっこは、3日経った今もあのドSニカちゃんを思い出してキュンキュンしていること間違いなしですからね(もちろん私も)???

ですからこれに懲りず、これからもキメるところでは昔のギラギラ期くらいバシッとキメてくださいませ。何度も申し上げますが、そのギャップが新たなニカっこ獲得への起爆剤にもなるかと思います。

これは本当に本当に、心からのお願いです!!!!!!!!(必死)

 

以上、名古屋の感想でした。

R30がジャニ沼に浸かるまで・後編

長々続いているのがなんだか恐縮な私のジャニヲタ遍歴、後半のお話です。

前編はこちら↓

sweetsweetdays.hatenablog.com

 

 

2009年の「KAT-TUN Break the Records」東京ドーム公演で、晴れて脱お茶の間を果たした私。

そのままジャニーズにハマるかと思いきや、待ち受けていたのは「千原ジュニアさんにドハマりする」というまさかの展開でした。

あの、ジャニーズジュニアではありません。千原ジュニアです。念のため。

 

ここからは完全に余談なのですが、当時CSでは『ジュニアのススメ』というバラエティ番組の再放送が度々流されていたのです。

その中に、冬の女王こと広瀬香美先生風の歌詞を考えるという「広瀬香美先生のススメ」なるコーナーがありまして、そこで渾身のネタを発表したあと「とけるほ~ど恋した~い♪」と満面の笑みで舞い踊るジュニアさんがあまりにもかわいらしく、ジャニ沼ならぬ“ジュニア沼”に足を突っ込んでしまったのでした……。

 

いい機会なのでこの事態について少し真面目に自己分析してみると、ドーム公演の直後に大好きな祖父が病床に伏し、約2カ月の闘病生活の末に亡くなってしまったことで、なんだか厭世的な気分になっていたのも大きな要因かもしれません。

基本的に千原兄弟のコントはジュニアさんが作られているのですが、アホな題材であってもシュールで文学的なディテールがあちらこちらに散りばめられているので、ささくれ立った心で観ても心地よく笑えるのです。

ジャニヲタのみなさまも、お疲れの際はぜひジュニアさんのコントDVDをご覧になってみてはいかがでしょうか。

 

話を戻します。

そんな日々が4年程続く中、迎えた2013年6月某日。運命の日は突然訪れました。

とある理由で(長くなるので省略しますがざっくり言うと仕事関係の資料的な意味合いで)開いた某アイドル雑誌で、ひとりの美青年に出会ってしまったのです。

 

Hey! Say! JUMPの伊野尾慧というらしい彼は、女子と見まごうかわいらしさがありつつも、ふとした何気ない表情に色っぽさも同居していて。

その日は何をしていてもずっと彼の顔が頭から離れず、思い切って調べてみたところ、ザ少年倶楽部で『BOUNCE』を初披露したときの映像に辿り着きました。

一糸乱れぬ群舞、前後左右に分かれて行うアーティスティックなフォーメーション、ダイナミックなジャンプ。すべてに圧倒され、何度も何度も繰り返し観ました(肝心の伊野尾くんがあんまり映っていないことが少し気になりましたが)。

 

後日、さっそく注文した『JUMP WORLD』のDVDを観たところ、かわいいやらかっこいいやらで少々パニックに。私の中の“ジャニーズ”はKAT-TUNで完全に止まっていたため、ある意味カルチャーショックを受けましたし、数日前までは名前しか知らなったジャニーズグループ(しかもめちゃ若)に特別な感情を抱いている自分というものにも驚きを隠せませんでした。

 

また伊野尾さんについてより詳しく調べたところ、まず「女子と見まごう美しい容姿を持ちながらも、テキトーな言動から“ジャニーズ界の高田純次”の異名を持っている」という情報に卒倒。

話すとびっくりするくらい声が高い、のんびりしているようで実はグループきってのインテリ系男子、米への執着がハンパない、見切れ方がもはやコントなど意外性のあるキャラクターがこの上なく魅力的で、あれよあれよとお茶の間レベルでのヲタ活を再開することになりました。

 

これまた余談ですが、先日ツイッターのタイムラインを眺めていたところ、伊野尾担のみなさまがやたらと盛り上がっているので、これは何事とあるツイートに添付されていた動画を再生したところ、そこには「伊野尾くんがいかにかわいいか」について熱弁をふるっているジュニアさんの姿が……。

ひと通り観終わって、「私の目は間違っていなかった」となぜかガッツポーズをした自分です。

 

話を戻します。

そうなってくるとコンサートにも足を運びたくなるのが人間の常ですが、当時まわりにJUMPについて名前以上の知識や興味を持つ人は皆無。

伊野尾さんに至っては、一般的なR30界隈における知名度はゼロに等しかったと記憶しています(ヲタクの間ではブレイクを意味する「伊野尾革命」という言葉がささやかれ始めた時期でした)。

平成生まれを見に集う者もまた、多くが平成生まれであろう……。まごうことなき昭和生まれのソロ出陣にはハードルが高すぎる。

 

それから1年以上、そんな思いを胸に自分を誤魔化す日々を送っていましたが、2015年1月に伊野尾さんの主演舞台『カラフト伯父さん』の上演が決定したという発表を受け思考停止した私は、もうどうなっても知らんと勢いでファンクラブに入会。「はじめての振込」に手こずりつつも、なんとかチケットを確保するに至りました。

(もしも現場デビューに二の足を踏んでいるR30の方がいらっしゃいましたら、まずは舞台に足を運んでみるのはいかがでしょうか。ひとりでいらっしゃっている同年代の方もたくさんいらっしゃいますし、とっても気楽ですよ)

 

さて。ここで話が終わっていれば、当ブログタイトルも当然ながら違ったものになっていたことでしょう……。

話は少し戻るのですが、JUMPのファンクラブ入会した直後、私はある人物にひそかな興味を抱いてしまったのです。

その人とはKis-My-Ft2の北山さんでした。

ある休日、暇つぶしに年末録りためた音楽番組などを見返していたところ、今まで「キスブサの人」程度の興味しか抱いていなかった北山さんがなんだかとっても気になり出してしまったのです。

なんでしょう、ベビーフェイスに似合わぬ雄々しさがクセになるというか……。

 

JUMPに興味を持って以来、ジャニーズと名のつくものは以前に比べてチェックするようになったとはいえ、正直キスマイに関してはそれほど興味を持って観たことはありませんでした。キスブサは一応録画していましたが、観ないで消してしまうこともしばしば。

そこで、これは良い機会だと動画を漁ってみたところ……なんということでしょう、光の速度でハマりました。

 

その瞬間を思い返すに、“狩られた”という表現がぴったりだったように思います。

ええ、私は34歳にして北山先輩に狩られました。

ドアから顔だけ出して中をうかがうつもりが、そのわずかな隙に矢を射られたというか。

相手は百戦錬磨の敏腕ハンターです。アスリート級の鍛錬を積んだ猛者ならともかく、なにもかもが平々凡々な私がどうしてその矢を避けられましょうか?

 

すみません、話はここで終わりません。

即『Kis-My-Journey』のDVDを予約し、届いてからは夜な夜なテレビにかじりつく日々が始まったわけですが、北山さんのマルチアングルを繰り返し観ていたところ、なんだか目を惹くコが映りこんでくるのです。

一挙手一投足は大胆なのに、指先までしなやかで華麗なダンス。

気が付くと、本編でもそのメンバーばかり目で追うようになり、マルチアングルも全パートを彼にセットするようになりました。

 

腰を据えて細かなことを調べてみたところ、伊野尾さんとは若干ジャンルが違うとはいえ、恐ろしいレベルの“ギャップ萌え男子”であることが判明。

その後は流れるように過去のソフトや雑誌を集め、ファンの方のブログに涙し、初めてヲタ専用アカウントを作成し、コンサートにも足を運び……。気づけばシュノーケルすら用意せぬまま、これまでにないほど急速に、深く、“二階堂高嗣”という沼に浸かり、現在に至ります(JUMPに関しては、伊野尾くんひとりをというよりも、グループを応援する形に落ち着きました)。

 

ここまで読んでくださった方々、お付き合いいただき本当にありがとうございます。

ひとまず話はこれで終わりです。

読み返すと2年~3年のタームで心変わりしているのが丸わかりで、なんでこんな記事を書いてしまったのだろうと実は後悔しています(本音)。

もっといえば、これまでのどの担当歴よりもジュニア歴のほうが断然長いですしね……。

 

ときには意表を突いたパフォーマンスで驚かせてくれたり、ときには恋したときの甘酸っぱい感情を味わわせてくれたり、またあるときには笑いのネタを提供してくれたり。

ジャニーズというエンターテイメントに出会ってから、私の世界はより色鮮やかで愛が溢れたものになりました。

この幸せが長く続くように、とりあえず来年のお正月もジャニーさんの五体安穏をお祈りしてこようと思います。

R30がジャニ沼に浸かるまで・前編

この自分語りに需要があるとは思えないのですが、Twitterと連動させていることもあり、名刺がてら書いてみようと思います。

 

思い起こせば多くの30代がそうであるように、私の初ジャニーズ体験も昭和を代表する伝説のアイドルグループ・光GENJIにまで遡ります。

とはいえ、当時の自分はアイドルよりも『りぼん』を始めとする少女漫画に熱中していたので、歌番組をちらりと流し見る程度だったような。

そのためそれほど知識がなく、クラスどころか学校中を席巻するかーくん担に「○○ちゃんは光GENJIの中では誰が好きなの!?」と詰め寄られ、苦し紛れで「ううう、内海くんかな?」とリーダーの名前を上げたある放課後の苦い記憶が今でも思い返されます。

 

と、ここまで書いて、当時大沢さんと内海さんが出演していたドラマ「ワイルドで行こう! BORN TO BE WILD」を結構熱心に観ていたことを思い出しました。ななななつかしい……!

美女に触れると狼男に変身しちゃう大沢さんにはなんだか艶めかしい色気があり、年中ほっぺを赤くしている田舎の子どもには刺激がとっても強かった。

なので、あのとき咄嗟に“優しいお兄さん”的イメージを持っていた内海さんを選んだのだと思います。

 

あとは親戚の家に遊びに行った際、お姉さんの部屋に貼られていた男闘呼組のポスターを指差して「このひとたちカッコいいね」と呟いたところ大層喜ばれ、「これすっごい大事なんだけど○○ちゃんにあげるね」と丸めたそれを帰りに手渡された、なんてこともありました。

もらったそのポスター、しばらく勉強机の前に貼ってたなぁ。

確かお姉さんは成田担だった記憶がありますが、その後彼女は思春期をこじらせて本格的なお籠もりさんになってしまったため、今では確かめようがありません。

自分も当時は、20年以上あとにメンバーのご子息が所属するグループにハマるなど、つゆほども思わなかったのでした……。

 

その後は中学校に進学する前後に“ウルトラ・ソウル前”のB'zにハマり、それと同時にユニコーン電気グルーヴにも心奪われてしまったため、「3大王子は稲葉浩志奥田民生石野卓球」という混沌時代に突入。

高校ではミッシェルガンエレファントのメジャーデビューをきっかけに邦楽ロックに傾倒。Corneliusを始めとする渋谷系ムーブメントの波にも飲み込まれてしまったのでした。

 

そんな中でも、私の傍らにはいつも“ジャニヲタ”がいました。

中学時代、一緒に塾通いをしていた幼なじみのSちゃんはJr.時代からの熱烈なTOKIO・長瀬担で、デビュー決定直後に行われたコンサートツアー「MOVE ON」で彼らが地元の小さなライブハウスを訪れた次の日には、パンフレット持参で「智也のこのピチ(ピチ短)パン姿がいかにセクシーか」について熱弁をふるっていました。

 

また、通っていた北陸の公立高校では大きく分けて①沖縄アクターズスクール派(SPEED、MAXなど)、②小室ファミリー派(安室奈美恵華原朋美TRF、globeなど)、③ジャニーズ派(TOKIO・V6・KinKi Kidsなど)の3大派閥が猛威を振るっていました。

そのどこにも属せない自分は急速に厨二的なアレをこじらせていくわけですが、そんな中でも相容れたのは断然ジャニーズ派だったように思います。

 

ドラマ全盛期とも呼ばれた90年代は、学園ドラマといえばジャニーズ主演が当たり前でしたし、SMAP兄さんのあとに続けと若手ジャニーズたちのバラエティ進出が顕著になった時期でもあります。

そのため、ジャニーズにそれほど興味がない自分も「それ行けKinKi」シリーズや「ザ!鉄腕!DASH!!」、今秋復活する「学校へ行こう!」などを毎週録画して(もちろんVHSに3倍で)、楽しみに観ておりました。

特に「学校へ行こう!」はマストで、学校でも放送翌日はいつも話題沸騰だった記憶があります。

もちろん世代的なこともあるかとは思いますが、当時は現代ほど娯楽に多様性がなかったことから、一般人とジャニヲタ間の共通言語も今より多かったのではないでしょうか。

 

それに加えてジャニヲタである彼女たちは、「ある対象に執心する」ということに関して、とにかく許容性が高かった。これは今も昔も変わらないように思います。

そのため5、6人のグループ内でも「ラジオの懸賞でフラカンのサイン入りTシャツが当選したんだけど、かなり締切過ぎてから応募したはずなんだよね……」というバンド系ヨタ話と、「やっぱり彼氏と別れるわ。どうしても(V6の)剛と比べちゃって苦しいし」という至極真剣なジャニヲタ恋愛相談がごく自然に共存していました。

ここ3年を除けば、ジャニヲタと最も濃密な時間を過ごしていたのはこの時期だったのかもしれません。

 

その後は大学進学とともに上京したのですが、毎日のようにライブに行ったりミニシアターをハシゴしたりと放蕩の限りを尽くし、お茶の間でもジャニーズに触れることはほとんどなくなったように記憶しています。

当時の音楽シーンはメロコア・ハードコアブームだったんですよね(どんぴしゃAIR JAM世代です)。あとはブランキージェットシティまわりを熱心に追ったり、UKロックやテクノにも本格的に目覚めたりで結構忙しい毎日でした(ちなみにこのブログタイトルもある曲名にちなんだものだったりして)。

こんな風に書くとリア充な生活を送っていたと勘違いする方もいらっしゃるのですが、私の行っていたライブやイベントって、DJセットの前を陣取って一心不乱にメモを取ってる女子(どこかで見たことのある風景)や、ボロボロのゴーストバスターズのTシャツに、ジョギングするおじさんしか履いてないだろってくらいイモくさいスポーツメーカーのスニーカーで踊り狂う男子とか、“音楽ヲタク”もたくさん見受けられました(もちろん、私もどちらかというとこちら派でした)。

音楽のもと、リア充とヲタクが渾然一体となる様は、行くところに行けば現在でもそれほど珍しくありません。

 

話を戻します。

その後苦々しい就職活動を経てなんとか就職したわけですが、趣味嗜好はそれほど変わることはありませんでした。そう、2006年にあのグループがデビューするまでは。

この一文だけで多くの方はもうお気づきでしょう。

あのグループ=KAT-TUNです。

彼らの存在を初めて知ったのは、おそらくデビュー前の歌番組だったと思います。

今回こちらを書くにあたって少し調べてみたところ、彼らはデビュー前から何度もMステに出演していたのですね。記憶が定かでないのですが、そのうちの数回を見ていた可能性が高いです。

 

最近ではその人間離れした神々しさに“2.5次元”と評されることも多い彼らですが、当時の私にとっては史上最高に人間味を感じるジャニーズでした。

「キラキラと輝きを放つ衣装をまとい、甘い言葉をささやく美男子たち。でもそれは大人たちの手によって作られた偶像で、舞台裏では世をあざ笑っているのではないか」。

改めて文章にするとひどい誤解で恐縮なのですが、当時の私はこれくらいジャニーズというものをフィクショナルな存在として捉えていました(多分、自分も尖っていたのでしょう……)。

 

そんなひどい偏見を持っていた自分の目にも、ジャニーズらしからぬ強烈なギラギラ感を醸し出すKAT-TUNはとにかく魅力的に映りました。

時代に風穴をあけてくれそうな風雲児たちのその大胆な言動は、かえって正直さや強い意志のあらわれであるように感じられ、「ジャニーズも血の通った人間である」という当たり前の事実を実感させてくれました。

また楽曲も、ロックをベースにしつつジャジーな味つけが絶妙だったり、ボイパでヒップホップを薫らせたりと聴きごたえ抜群で、幅広い層の興味を惹くものであったと思います。

知れば知るほど、「おもしろいの出てきた!!!」と興奮は増す一方でした。

 

そんなこんなで同グループにじわじわと興味を深め、それから1年後には結婚したばかりの夫がコンDVDをクリスマスにプレゼントしてくれるという微笑ましいエピソードまで生まれたわけですが、当時の私は修行中の会社員で帰宅は毎日午前様。休日も月1~2日で、平均残業時間が200時間以上というとんでもない生活を送っていたため、疲れると会社でこっそりYou Tubeを開いたり、就寝前に録画した歌番組やドラマ、「カートゥンKAT-TUN」などのバラエティをつまみ見る程度に留まっていました。

当時の一番のお気に入りは田中さんでしたが、2007年頃からは美しすぎる甘栗期の上田さんにも目を奪われ、「作画が!完璧すぎる!!」ともだえる毎日でした。

 

その後、過労とストレスから上からも下からも出血が止まらなくなり、あえなく退職。2年間に渡るニート生活に入るわけですが、そのスタート直後に前職の上司の奥さまからお誘いいただき、ついに「Break the Records」の東京ドーム公演でジャニコンデビューを果たします。

座席は天井席の最後尾だったのですが(今思うとある意味貴重な体験)、それを感じさせない圧倒的なパフォーマンスや火事と見まごう如くの特効、会場にあふれる熱気に圧倒されっぱなしの3時間。奥さまに何度もお礼を言い、大満足で帰路につきました。

 

しかしながら、ジャニ沼にハマるのはまだ先のお話でして……。

後半に続きます。

【2015 CONCERT TOUR KIS-MY-WORLD】レポ保管庫② 東京9/18~9/20

レポというよりド新規ニカ担の素朴な感想&備忘録です。

今回のツアーで私が参加したのは大阪の8/29、東京の9/17~9/20の計5公演。

以下は9/18~9/20の感想をツイに沿ってお送りいたします。

 

ちなみに前回の記事はこちらです↓

sweetsweetdays.hatenablog.com

 

 

【9/18】

この日初めてバクステ側のお席に入ったことで、ようやくステージの全体像を把握するに至りました。

それと同時に遅ればせながら気づいたのです、『ETERNAL MIND』のすばらしさに!!!

同曲は吐き気を催すほどリピしたお気に入りなので(多分100回は聴いてると思う)、セトリ入りした時点で飛び上がって喜んでいたのですが、それまでの2公演はおしり側からしか見られず、正直何やってんだかさっぱり分からなかった。

それが正面から見てみれば、なんじゃこりゃ、どこもかしこもツボすぎる。

挑発するようなサビの手招き、天高く立ちのぼる炎、ひるがえる真紅の衣装……どこをとってもHairに勝るとも劣らぬギラギラぶり。

これは絶対に正面から見るべき曲だと思うのですが、実際にメインアングルから見られたのって全観客の1/7くらいじゃないですかね……(しつこい)?

今はソフト化の際にマルチアングルで収録される奇跡を願うばかりです。

  

こちらについては下記に書かせていただきました。

sweetsweetdays.hatenablog.com

 

  

続けます。

私はそれほど“腐”の世界に明るくないのですが、『BE LOVE』に関しては構成・演出ともに、完成度の高さに感嘆しました。

このステージを見るまで、宮玉は「永遠に逃げ続けるタマちゃん」と「しつこく追いかける宮っち」という一方通行の愛が萌えポイントだと思ってたんです。

例えるなら『うる星やつら』的なキャラ設定というか。

実際には相思相愛かつ、より依存度が高いのはむしろおたまさんという、また違った萌え要素も満載かと思うのですが、あくまで表面的なイメージは玉←←←←←宮でした。

 それが今回のステージでは、大々的に“正統派王子の宮っち”と“プロポーズを待つけなげなお姫様のタマちゃん”という新設定が掲げられ、完全に立場が逆転。

これにより膝枕やベールをあげるくだりの胸キュン度が倍増していたように思います。

 

キスマイ担ではない同行者にもちらりと感想をたずねてみたのですが、予想以上にメンバーのキャラについて詳しく、フラットな立場からの意見は得られませんでした。 

今月末にもうひとり感想を聞くあてがあるので、その後にでも改めてじっくり考えてみようと思います。

 

 

【9/19】

この日は幸運なことに、横花寄りのアリーナに入りました。しかも自分名義での当選。

そのため、当日の終演後は下記のアホのようなつぶやきしかしておりません。 

ほめてます。念のため。 

 

【9/20】

当初はオーラスとされていた20日の東京最終日。

この日は入る予定ではなかったのですが急きょご縁をいただき、仕事そっちのけで電車に飛び乗りました。

しかも席は自分的ベストポジションのバクステ側。

 始まる前は、

と言いながら、のんきにビールなどのんでいたのですが。 

 

この青天の霹靂に一瞬で頭がまっしろになりました。

中居さんとメンバーがトークを繰り広げているのを眺めているうちに徐々に意識が戻ってきたのですが、頭の中は「つつついに!!!」という驚きと、「4人の目標がまたひとつ達成される!」という喜びと、「アルバム→ツアーだよね? ホール? アリーナ? チケット取れんの???」という名義のあれこれでショート寸前。

その日はそのままぼんやりした頭で、しかししっかり打ち上げまでして岐路についたものの、あくる日目覚めた途端、アルバムに収録されるであろう曲を邪推して複雑な気持ちになったのも事実です。

想像でしかありませんが、きっと4人もしばらくは興奮と不安の狭間で揺れ動く日々が続くのではないでしょうか。

なんだかんだ言いつつ自担のお仕事が増えることは喜ばしく、情報を心待ちにしています。

 

あと舞祭組に関していえば、二階堂さんが歌えないというアクシデントもありましたね。

ネット上では機材トラブルではないかと推測されていましたが、多くの方が絶賛されていた通り、歌割やフォーメーションを瞬時に割り振る瞬発力とチームワークがすばらしかったし、ブサリーマンの数倍劇的でした。 

舞祭組の底力、計り知れない。

 

 

【総括】

長々書いたわりに内容が薄い気がしますが、ひとまず締めます。

名古屋はもう少しまともな感想が書けるといいな(切実です)。

  

 

 

 

 

 

 

 

 

【2015 CONCERT TOUR KIS-MY-WORLD】レポ保管庫① 大阪8/29・東京9/17

レポというよりド新規ニカ担の素朴な感想&備忘録です。

今回のツアーで私が参加したのは大阪の8/29、東京の9/17~9/20の計5公演。

以下、基本的にツイの時系列に沿ってお送りいたします。

 

【8/29】

この日は、私にとって初キスマイ・初遠征と初めて尽くし。

座席は3塁側スタンドのややステージサイド寄りでした。

チケットが届いてからしばらくは名義人の相方ちゃんと大わらわ。

なぜかって、チケットにはまさかの“スタント1列目”と表記されていたからです。

 

調べてみると、私たちの座席は京セラ名物(?)仮設席である模様。公演によって移動するため、ドーム公式の座席表にも載ってないんですね。

しかも場所によっては“アルファベット列”なるものが前に存在するため、実質二桁列になってしまうこともあるとのこと。

結局当日まで具体的な場所は判明せず、期待と不安を胸に入場したわけですが、席に着いてみれば前にアルファベット列が数列あれど、予想以上に前方でした。多分、5~6列目だったと思います。

そのためスタンドにしては外周が近く、気がつけばすぐそこにメンバーが。しかも二階堂さんも度々やってくるるるる(白目)。

結果、「生きてる」「動いてる」「3次元バンザイ!!!」とうわごとのように繰り返しているうちに終演を迎えました。

 

×ファイアビ→○FIRE!!!です。

初日終演後、『Double Up』により屍と化したニカ千担がTLにあふれる中、私もご多分に漏れず放心状態に。

(これについては前回の記事http://sweetsweetdays.hatenablog.com/entry/2015/09/28/212148にがっつりと)

しかしながら、ユニットコーナーのラストを締めくくる藤北のステージがただ事ではなかったことだけは鮮烈な印象として残っていたのでした。

 

横並びで目を合わせることなく、でも「肩を寄せ合いながら歩いてきた」「いつだって君と守っていく 僕らの日々」としっとり歌い上げ、観客がああすばらしかった終わってしまった~と気を抜いたその瞬間に幕を開ける超接近カムカムレディゴー!?!?!?

ナニコレタダゴトジャナイ。

『FIRE!!!』のイントロが流れた瞬間、熱気と興奮で会場が波打つあの感じ。

今思い出してもドラマティックでゾクゾクします。

 

これについては総括でじっくりと。

ちなみに、移動中歌う楽曲に『FIRE BEAT』をセレクトしたことについては、今でも根に持っています。

 

あの、こっそり本音を書かせていただいていいですか……。

絶賛する声が多く聞かれるあのオサレ帽と“くんくん”に吊り上げられたサスペンダーなのですが、ひよっこジャニヲタ的には見慣れるまで3公演くらい消化しました。

「中居さんが被ってた帽子とそっくり」という感想をお見かけしたので、ジャニーズならではのテイストなのかな。

今ではすっかり定着して、あのサイケデリックなネクタイさえ超ハイセンスに感じられてきました。なんだろう……ドン小西的なキワッキワのおしゃれ?

 

お気に入りのお衣装は、上記のものと『Summer Lover』のデニムセットアップ、『Hair』のおしゃれ軍服です。

特に『FOLLOW』の生足ハーフパンツ×ルーズソックス(二階堂さんのみ)は個人的にアツかった……。

福岡公演のレポを見てスパッツを履いていると知った際には「なぜーーーー!?!?!?」と絶叫しましたが、一時だけでも見られてよかった。これからの人生は思い出を胸に生きていきます。

 

舞祭組バンドでの自担に関しては、萌えポイントとして常々豪語していることがあります。

バンド編成ではベースを担当している二階堂さんですが、ソロパートなどの見せ場では必ずといっていいほど“スラップ(チョッパー)奏法”という技法を使っているんですよ。

この技法は弦をベンベンッとはじく弾き方が特徴で、とにかく派手。難易度は非常に高いけれどキマるとめちゃくちゃカッコいいという。

ここまで聞いただけでも、いかにも二階堂さんが好みそうな技法だと思いませんか(笑)?

最近新調したというホワイトカラーのベースもMoon Guitarsのラリー・グラハム*1愛用モデルだし、ロック出のBBA的にはそれだけで吐血しそうです。

 

 でもチョッパーブームの全盛期って80年代なんですよね。しかもラリー・グラハムしかり、ファンクとかロカビリーの人がよく取り入れてるイメージ。

いくら“平成生まれの昭和男”二階堂さんとて、音楽的ルーツが上記にあるとは思えない……。

憧れの事柄に影響されやすい彼なので、きっと愛聴しているというロキノン系バンドにチョッパーを得意とするベーシストがいるのではないかなとにらんでいます(ご存じのかた教えてください)。

 

この後の4公演では、「あいーん」やら「コマネチ」やら志村系ギャグを次々繰り出しつつも、間に“天井に向かって投げチュー”という反則技を挟んできた二階堂さんを見て何度も召されることに。

 

ここ数年は北山パイセンにおいしいものをたくさん教えてもらっているようですが、体は大人、頭脳は小3、味覚も多分まだ小3。

 

来週ののみ会で、刈り上げが大好物の韓ドルペンに報告する予定です。

 

 

【9/17】

東京公演1日目はこんな地味ぃな戦いから幕を開けました。

その後、フォロワーさんからおしりのキャップを取り外せばなんなく付けられることを教えていただき脱力。

 

ハッピーバースデイの大合唱中もそわそわ、ケーキが出てきてもそわそわ、プレゼント手渡してもそわそわそわそわしてるたいぴさんを見ながら、終始「姫がんばれ!」とにやにやしておりました。

自分が男で、たいぴさんのような女子にあんなサプライズをされたら、間違いなくお持ち帰りすると思います。

来世ではそんなパラレルワールドに生まれ落ちたい。

余談ですが、昨日のベストジーニスト授賞式のコメントから、下記のプレゼント予想が当たっていたことが判明し、ひそかに心の中でガッツポーズでした。

 

続けます。

短時間のうちに三枚目から二枚目へ、その振り幅の大きさが二階堂さんの魅力のひとつです。

しかもバラードになると、身のこなしはこの上なく華麗なんだけどちょっぴり“陰”の色気も振りまいちゃってて、元・病み系男子萌え(大分卒業しました)にはたまりません。

 『君にあえるから』の「君に 君に 言うよ」のところも、早くDVDで鬼リピしたい。

 

翌日の「虫、ぽーい」でも同様の事態に。

玉ちゃんが放り込むときって、間が絶妙なんだな……。

 

このかめはめ波も天井に向かってしてましたね。

 

なんだか長くなってしまったので、とりあえず前半アップします。

 

 

 

 

*1:60~70年代に活躍したファンクバンドであるスライ&ザ・ファミリー・ストーンのベーシスト。チョッパーベースの第一人者といわれている