SWEET SWEET DAYS

二階堂高嗣くんとKis-My-Ft2中心に好き勝手

「Hey! Say! JUMP LIVE TOUR 2015 JUMPing CARnival」横アリ10/12感想

終演からかなり時間が経ってしまったのですが、ざっと感想を。

 

2015年10月12日、ついに念願だったJUMPくんのライブに行ってきました。

当選したのが1部だったため、グッズ列には9時半頃から並んだのですが、並んでまもなく係りの方から伊野尾くんのフォトセット・ファイル・うちわ等個人グッズがすべて売り切れた旨のアナウンスが……。ショ、ショック。

2年半前、まったくもってジャニーズに興味のなかったR30女を沼へといざなってくれた伊野尾くん。呆然としながらも、これはまじでバズってる……!とひとりニヤニヤが止まりませんでした。

その後2時間弱でグッズ売り場に辿り着き、パンフレットとペンライトを購入。

20分でビールとうな丼をかきこんでギリギリに席に着きました(時間がなくても酒はのむ……)。

 

肝心のライブですが、これがとてもとてもすばらしかった!

『Fantasist』から幕を開けたステージには、JUMPならではのとびきりキュートで壮大な夢の世界が広がっていました。

 

ウィークエンダー』『Come On A My House』『Ride With Me』のシングル曲でごあいさつを済ませると、いよいよ“Carnival”がスタート。

メンバーがそれぞれパーツを手に一台の車を完成させる『JUMPing CAR』の演出では集合体としての魅力を見せつけ、続く自己紹介曲『Viva! 9's SOUL』ではしっかり“個”をアピールするという流れがとても印象的でした。

その後、バリエーション豊かなユニット曲やわちゃわちゃ感が楽しいBESTコーナーを織り交ぜつつ、『殺せんせーションズ』からは今“最旬”のファンタジックな世界観に突入。

もうね、“かわいい”の最高レベル振り切ってるよと。

大ちゃんあたり、「みんな、オラにかわいいを貸してくれ!」とか叫んじゃった!?みたいな。

『キミアトラクション』『Chau♯』と続けて観たあとは、足元が5cmくらい浮いてるんじゃないかってくらい、なんだか頭の中がふわっふわになりました(笑)。

 

そしてクライマックスは『Beat Line』からはじまる群舞ゾーン。

これまたもうね……これを観に来たんだよ!!!と手に汗握る圧巻のパフォーマンスで。

というのも、以前「R30がジャニ沼に浸かるまで」という記事に書いた通り、私が本格的にJUMPくんに興味を持ったのは『BOUNCE』がきっかけでして。

ちょうどこの頃、メンバー全員が20歳を超えたことをきっかけに本格始動した“大人JUMP”計画がどのように進行していくのか、この2年間とても興味深く注目していました。

今回、『愛よ、僕を導いてゆけ』で真っ赤なスカーフをはためかせて舞い踊る9人に、そのひとつの到達点を見た気がします。

ダンス、フォーメーション、演出、どれをとっても完璧にドラマティック!

 

また、これまでは“集合体ありきでの個”という印象が強かったのですが、ここにきてじわじわとそのあり方が逆転しているように思いました。

Hey! Say! JUMP”という一大ワンダーランドを形成している色とりどりの“個”の存在が、これまでになく明確に感じられたというか。

その起爆剤は伊野尾くんのブレイクに間違いありませんが、ドラマや映画、バラエティなど多分野にわたるメンバー全員の地道な活動がなければ、現在の姿はまったく違うものになっていたはず。

個人的にはパフォーマーとしてのJUMPが大好きなので、前作『smart』で実力を見せつけた中島くん、有岡くん、八乙女くん、薮くんの音楽的手腕が、今後どのように発揮されるのかとても楽しみです。

 

没個性を覚悟でダンスの統一性を高めたものの、なかなか日の目を見なかった彼ら。

それでもあきらめることなく、ただただパフォーマンスの腕を磨き、チーム力を高め、虎視眈々と次なるブレイクを狙っていた彼ら。

最近では後ろに大人の影がちらついていますが、かわいいもかっこいいも一手に引き受けるこの度量は、決してー朝ータに養われるものではありません。

間違いなく、これまでのすべての鍛錬が、今回のステージで垣間見えた“JUMPならではのエンターテインメントの土台”を形作っています。

 

Hey! Say! JUMPというグループは、私の中でキラキラ輝くアイドルであり、最強のパフォーマーであり、ストイックな職人です。こんな最強なチームあるのかと。

今、彼らの背中には大きな翼が見えます。

追い風を受け大きくはためいているその翼で、さらに高く高く羽ばたいてくれますように。